741 名前: えっちな21禁さん 投稿日: 03/12/02 15:29 ID:6cqfZz/c俺の親戚に4歳年上のお姉さんがいた。
名前は由香里さんとしておこうか。
俺も妹も優しくて奇麗なお姉さんが大好きだった。
お盆や正月に田舎に行くのはかなりかったるかったけど、お姉さんに逢えると思うと田舎に行くのが楽しみだったね。
由香里さんが東京の女子大に受かって、近所に越してきてからは会う機会も増えた。
ただ、何故か母は由香里さんが家に来ると、来ている時は態度には表さないけど不機嫌だった。
父は何かと言うと家に呼んでいたけどね。
それに、家の部屋は余っていたから、車で15分位の近所にマンション借りるくらいなら家に下宿すれば済むのに
そうしないのは変だなとは思っていた。
父は下宿させたかったらしいけど、母と叔母さんが反対したらしい。
あれは俺が高3の夏だった。
父と母が海外旅行で留守なのをいい事に、俺は連日予備校の夏期講習をサボって峠に走りに行っていた。
由香里さんは俺たちの飯の世話とかをするために家に泊まっていた。
妹は大喜びだったけど、俺は家に居たくない気分だったんだ。
近くに由香里さんがいるってだけでムラムラするし、そんな自分の邪な内心を悟られるのが嫌だったからね。
峠通いして何日目だったか、俺はコーナーで振られてそのままハイサイドで転倒した。
バイクは全損だったが俺自身の怪我は肋骨にヒビが入ったのと打撲程度だった。
仲間が病院から家に電話をしてくれて、由香里さんが保険証とかを持って迎えに来てくれた。
レントゲン撮影だのCTだのの検査をして、処置室でシップや包帯を巻かれた俺が待合室に行くと
目を真っ赤に腫らした由香里さんが待っていた。
彼女は俺の顔を見るとプイッと会計の方へ行ってしまった。
仲間の話だと、かなり取り乱して入ってきて、俺が出てくるのを待っている間ずっと泣いていたそうだ。
「後の始末は俺達がやっておくからお前は帰れ。彼女に謝っておけよ」と言われて俺は彼女の運転する車で帰宅した。
車中では2人とも無言で空気が重かった。
最初に口を開いたのは由香里さんだった。
「お願いだからもう、危ない事は絶対にしないで。」
「・・・・・」
「○クン、私のこと避けているよね。私のこと嫌い? それならもう行かないようにするからこんな事はもうしないで」
「ごめん。俺も●も姉さんの事は大好きだよ。嫌いだから避けてたんじゃないよ」
そう言うと、俺は自分の顔が耳まで真っ赤になっているのが分かった。
もう、外は暗くなっていたから見た目では分からなかっただろうが。
家に着くと俺はすぐにベットに入って眠った。
眠ると事故のシーンが何度も蘇ってきて、夜中に目が醒めた。
目が醒めて横を見ると由香里さんが居て、俺の寝汗を拭いたりしていてくれた。
「うなされていたよ。朝まで傍に居るからもう少し寝なさい」と言われたけど、もうドキドキで眠るどころではなかったね。
それでも、寝た振りをしていたら本当にうつらうつらしてきた。
すると、顔に髪の毛がかかる感覚がして、しばらくすると唇に柔らかい感触が・・・。
もう俺の心臓はバクバク、あそこはギンギンでした。
俺が目を開けると由香里さんは慌てて逃げようとしたので、手を掴んで「朝まで一緒に居てくれるんだろ。傍に居てよ」というと、
また横に座りなおした。
「ねえ、昔みたいに一緒に寝てよ」と言うと、そのまま黙って添い寝してくれた。
彼女の心臓もドキドキいっているのが伝わってきた。
彼女の顔を見つめていると彼女が目を閉じたので、俺は彼女の唇にキスをした。
暫らくキスを続けていると俺を抱きしめる彼女の力が強くなって、普段の大人しい物腰からは想像の出来ない激しさになった。
そのまま夜が明けるまでどっちの唇なのか舌なのかも分からなくなるくらいまでキスしたね。
アバラの痛みも忘れそうなくらいに蕩けたよ。
その後も俺の両親が帰ってくるまで妹の目を盗んではキスしていたね。
由香里さんの家庭教師の甲斐もあってDQN一直線だった俺も一浪して地元の私大に滑り込む事ができた。
彼女は「大学に受かったら一緒にツーリングに行こうね」といってバイクの免許を就活の合間に取った。
俺達が初めて結ばれたのは、大学一年の夏休み。
体育会に入った俺と由香里さんの休暇が偶々重なったので2人でツーリングに行った時だ。
事故った日に彼女とキスするまで俺はそれなりにHの経験はあったけど、その時が一番緊張したね。
考えてみれば、それまでの相手はどうでもいい相手で、本当に好きな人とするのは初めてだったしね。
温泉から上がって部屋に戻ると、2人とも無言だった。
彼女の顔を見つめると彼女が目を閉じたのでいつものようにキスをして布団の上に押し倒した。
浴衣の上から彼女の胸を揉んでいるとノーブラの小振りの胸に付いた乳首が堅くしこってきた。
彼女の浴衣をはだけると彼女は顔を真っ赤にして両手で顔を隠した。
ガキの頃を除けば、彼女の裸を見るのは初めてだった。
ほっそりした白い身体に薄い体毛、長い足。
色黒で毛深いウチの家系では突然変異のような奇麗さ。
大橋巨泉と泉ピン子との間に仲間由紀恵(字ィ合ってる?)が生まれるくらいの奇跡。
今までやった全ての女の中でも最高だった。
俺は興奮して持っている限りの全ての知識を駆使して愛撫した。
興奮しきっていたので、何をどうしたのかは詳細は覚えていないけど。
普通の温泉旅館だったのでゴムの備え付けはなかったので生で挿入した。
出来ちゃったらどうしようとも思ったけど、彼女とだったら構わないと思ってやった。
挿入すると少し抵抗感があった。
浅くゆっくりと出し入れしながら徐々に挿入を深くして少し緩んできた所で一気に貫いた。
貫いた瞬間、彼女は俺の方を強く掴んで腕を突っ張った。
その後はずっと俺にしがみ付いていたね。
狭い彼女の内部は俺の物にぴったりとFITした感じで、チンポの先端から彼女の内部に溶けて行くような感覚を覚えたよ。
俺は溜まらずに思い切り彼女の中に放出した。
彼女は初めてだったので、2R目は無理だった。
俺の放出した精液と少量の血が彼女のあそこから流れでていた。
彼女は大学卒業後、学生時代のマンションを引き払って千葉に引っ越していたし、
俺はクラブの練習や遠征続きで逢う機会が極端に減っていたけど、暇を見つけては逢っていた。
俺は大学卒業後、彼女と結婚するつもりでいたし、彼女もそう考えていたと思う。
大学3年のお盆休み、田舎に戻るついでにツーリングしようと言う事で2人でバイクで田舎に行った。
俺たちは2人の関係を隠すつもりもなかったし、俺は2人の両親が揃っている前で婚約を執り付ける腹だった。
お揃いのメットとジャケットを着て、2人仲良くやってきた俺達を見て叔父さんは微妙な表情をしていた。
母は露骨に嫌そうな顔をしていた。
今思えば、他の親戚も微妙な表情をしていたな。
田舎に着いた晩、俺は叔父さんに呼ばれて2人で隣町の飲み屋に行った。
叔父さんは「○君、君は由香里とどの位付き合っているんだい?
あれが君の事を好いていたのは子供の頃から知っているが、今日は少し驚いたよ。もしやとは思っていたけどね」
俺は「すみません。これまでも隠すつもりはなかったんだけど、ボクが高3の頃からです。
今回はみんなの前で結婚のお許しを貰おうと思って2人できました」
叔父さんは「反対した所で辞める気はないんだろう? しかし、君はまだ学生だし、まだ先の話だ。
君には皆期待している。今やるべき事に集中しなさい。将来の道が確定してからでも遅くはないだろう。
その方が余計な軋轢もなくていいよ。」
翌朝、彼女と彼女の両親と俺のオヤジが出かけていった。
俺は前夜のことを考えながら近くの峠を流しに行った。
夕方に戻ると、彼女は急用ができたとかで東京にもどっていた。
法事が終わって、ウチの一家も戻る事になった。
帰りはオヤジが彼女のバイクに乗って親父と2人で帰ってきた。
途中インターで休憩を取っている時もオヤジはタバコばっかり吸って終始無口だった。
その夏以降、彼女と連絡が余りつかなくなった。
俺は全日本大会出場が決まってクラブの練習で休みなしだった。
忙しさの余り気にする余裕もなかった。
就活も忙しくて、大会後もたまに連絡は取るものの会う機会はなかった。
そして大学4年の秋。
強化合宿中の俺に妹が凄い剣幕で電話をかけてきた。
「お兄ちゃん、由香里お姉ちゃん結婚するんだって! どうなっているのよ。
お兄ちゃん達付き合ってたんじゃないの? もう訳わかんないよ!」
訳がわからないのは俺も同じだった。
合宿から帰ると俺は彼女のアパートに行ったがもぬけの殻。
会社もとっくに退職して、先月末に引き払ったとのこと。
叔父さんに電話すると「人の心は変わる物だよ。君も男だろ、聞き分けなさい。あの子は今が一番大事な時期だ、電話も控えてくれ」
と取り付く島もない。
妹を彼女の実家に行かせたりして(俺だと門前払いなので)みたが実家にはおらず、どうやら親戚中を回っているらしくお手上げだった。
そうこうしている内に彼女に会えないまま春になり、結婚式の3日前くらいになっていた。
彼女から電話があった。
泣きながら「ごめんね」と言うだけで埒が開かなかった。
結婚式当日、俺は場合によっては「卒業」をやらかす腹積もりで式に出たが、
親父に「もし、おかしな真似をしたら俺はお前を殺して此処で死ぬ。式が終わるまで黙って座っていろ」と言われて大人しくしていた。
彼女の相手の男は40前の脂ぎった男だった。
弁護士だか税理士をしているという。
俺は多分、奴に殺意の篭った視線を送っていただろう。
それから2・3年後、彼女が離婚したと言う話を耳にした。
俺は就職を蹴ってバイトをしながら選手を続けていた。
妹の話だと試合会場に必ず彼女が居るとのことだったが、俺には逢う気も連絡を取る気もなかった。
そんなある日、彼女の訃報が飛び込んできた。
バイク通勤の帰り道、濡れたマンホールを踏んで転倒、ポールに頭を強打して亡くなったという。
葬儀場でオヤジが「○、●、お姉さんにお別れをしなさい。由香里は俺の娘だ」と言う。
最初俺達兄妹は訳がわからなかったが、彼女はオヤジが母と結婚する前、中国からの留学生の女性との間に生まれた子で、
彼女を生んですぐ事故でなくなったそうだ。
当時無職だった親父は困って子供の居ない従姉の叔母さん夫婦に彼女を預けたそうだ。
叔母さんは若い時に病気で子宮を摘出していたのでオヤジに自分から申し出たらしい。
俺は彼女の戸籍謄本を見た事があるので始め信じられなかったが、
戸籍上、養親子関係を分からなくする特別養子制度という制度があって、彼女は4歳の時にその制度を利用したそうだ。
俺がいなければ彼女がバイクに乗る事もなかっただろうし、田舎に行った夏、東京に帰った後、
妊娠が発覚して彼女が1人で子供を堕ろしにいった話を叔母さんの口から聞いたときは涙が止まらなかったよ。
妊娠した事を叔母さんに相談して、俺が弟である事を聞いて泣く泣く病院へ行ったらしい。
彼女の形見になったCBのキーは今でも俺のキーホルダーにぶら下がっているよ。
もうすぐ俺は彼女の年齢を追い抜く。